まいどです
もう雪は降らないのだろうか、北の方はまだ雪があるようで
スキー場は賑わっているようだ。
実験開始②から3日後 (実験日:2月20日)
前回の実験③で作った「入浴中」のサンプルの次の日に、ずっと入浴しているのも良いが
実験目的として現実的に近いサンプル造りを考えているので、
いつまでも塩カル水に入浴の車輌は少ないだろうと考え、
入っている鉄クギを取り出し新たなサンプルを作った。
もちろん入替えに新たな鉄クギを入浴させた(笑)
一旦取り出したサンプル名は「風呂上がり」にしよう。
そしてもう一つサンプルを作ることにした。
塩カルの中へ鉄クギを濡らして入れた、「フリカケ」に似ている「雨上がり」のサンプル。
これで6個のサンプルが完成した。
①フリカケ (塩カルの上に鉄クギを入れた) 2/17作
②冷凍 (塩カルと鉄クギが入った容器に水を入れた) 2/17作
③鉄クギ (容器に鉄クギを入れただけ) 2/17作
④入浴中 (雪と鉄クギが入った容器で雪を塩カルで溶かした) 2/19作
⑤風呂上がり(塩カルで溶けた雪水④から鉄クギを取り出した) 2/20作
⑥雨上がり (塩カルの上①に濡れた鉄クギを入れた) 2/20作
これが⑤の「風呂上がり」
1日経過しただけなのに
矢印の部分が少し変色していた。
何とも早い変化が出てきた。
サンプルの中では一番早い変化だ。
この狙いは、塩カルで溶けた水の上を
車が通ったイメージでのサンプルだ。
自動車は塗装で保護されている部分が多いが
鉄同士が擦れあったり飛び石等で部分的に塗装が欠けている部分はとても弱いもの。
ボンネットのキャッチ(開けるレバー)やサスペンション(足回り)など無塗装の部分などだ。
エンジンルームも結構弱い所なのだ。
もちろん塗装されている部分も弱くなってくる。
特に普段は見ない車の下周りは弱い。
続いて⑥の「雨上がり」
濡れた鉄クギに塩カルを振り掛けた。
水分が付いていた部分に塩カルが反応して
所々白くなった。
このサンプルの狙いは、
塩カルが散布された道路を
通り雨や何らかの理由で濡れた車輌が通った場合イメージ。
これは②の「冷凍」
凍っているようにも見えるが結晶にも見える。
鉄クギの状態はそれほど変化は見受けられない。
容器の底はやはり冷たかった。
ガスが発生しているかは分らない。
匂いも無さそうだ。
これは先日のサンプル④「入浴中」
塩カルの粒は完全に溶け透明の水になっていた。
中の鉄クギの変化も無いようだ。
ガスは分らない。
匂いも無さそう。
この②と④の2つは液体系なので
多分、ガスの発生や気化していると思う。
これは③の「鉄クギ」
容器に鉄クギを入れただけのサンプル。
もちろん何の変化も見受けられない。
このサンプルは保管場所の
空気中の酸素や水分などで
変化か出ないかのチェックみたいなサンプルだ。
ここで変化するようなら
データは取れないと言うことになる。
では引き続き見守ろう。
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