本当の洗車方法: 2012年3月アーカイブ


まいどです




今年は各地で被害を出している大雪!




去年から始めたスノーボードもそろそろ終了に近づいてきたが




まだまだ雪は積もっている。




先日ボードでクラッシュ!して靱帯を損傷してしまった (汗)




治療に最低1ヶ月は必要で安静だと言われているのだが何と!3日で歩いた (笑)




無茶と言うかバカと言うか周りには言われている中




サポーターをしているんだが仕事に立ち向かっている。





話は変わって




車を持っているドライバーは全て車好き・カーマニアだと勝手に思っているんだが




この時期、雪が多い地方で生活する方には必需品。




そうでもない大阪や雪が少ない地域ではあまり目にしないんだが、




車を愛するドライバーには気になる気にしてほしい




聞いたことはあると思う、凍結防止剤 「塩化カルシウム」 塩カルをご紹介しよう。





先ず塩化カルシウムは海水にも多く含まれ自然界にも存在する毒性の無いもの。




しかし扱い方を間違えると人体に影響がでてしまう恐い物。




いくつか上げると、塩化カルシウムは水に溶けやすく溶けるときは発熱する。




小さなお子様が誤って口にすると極度の脱水状態になり危険な状態になる。




又、濡れた手で触ると皮膚炎の原因になる。




しかし正しく使い生活にもいかされている、いくつか上げれば




除湿剤・融雪剤・豆腐用・食品添加物などに使用されている。 




今回は車に関してなんだが色々と勉強して行こうと思う。






塩化カルシウム 凍結防止剤.gifドライヴ中や温泉旅行で遠方に出かけた際




道路脇や道・歩道付近で見かけたことはあるこの物体。




セメント屋さんの落とし物?と小さい頃思っていたバカです (笑)




よく見ると 「塩化カルシウム」 または 「凍結防止剤」と書かれた袋。




雪の季節になると、あちらこちらで見かけるんだが




雪を溶かして人や車が通りやすくするために道路にまくのだ。




これにも注意が必要なんだが道にまく場合は、




1平方メートルには30グラム(一握り)~100グラム。




まきすぎると周りの草木などに影響が出る。




この塩化カルシウムが車に付くとどうなるのか!




先ほどにも書いていたんだが海水にも多く含まれている塩化カルシウム




海岸付近や漁港・港付近で生活をされている地元らしき車はほとんど錆びている。




上面はキレイに見えてもドアの付け根や特に車の下を見れば分かる。




この塩化カルシウムが車に付くと、早期腐食・劣化がかなりの早さで進むんだ!




特に車の下部、マフラーやボルト類ホース類からやられやすい。




その防止としてスキー場や海水浴などに出かけた後は




なるべく早く洗車することをお勧めする、できれば洗車機は避けた方が無難。




何故って?




完全に隅々まで洗えないからと、洗剤も流しきれず塗装面には良くないからなのだ。




道路にまかれた凍結防止剤 (塩化カル).gif塩化カルシウムは粉状なので




(写真右は道路にまかれた塩化カルシウム)




洗車機では隅々までは完全に洗い流せないんだ!




見た目はキレイに見えるが、知らない内にサビが進行行く恐れがある。




高圧スチームも良いが手洗い洗車をお勧めする。




塩カルが付いた車 ①.gif写真はバンパーに塩カルが付いた車。




フロントダクト奥やラジエーターなど前からも塩カルが入り込む。




色んな隙間に塩カルは入り込むのでスチームじゃキツすぎる。




手洗いしながらホースを握って圧をかけて隙間を洗う方が車にも良いのだ。




塩カルが付いた車 ②.gifこのようにボディーに付いているので




優しく洗ってやらねばキズの原因になるぞ!




洗車機の泡だけでは取れない塩カル。




見るからに塗装面には良くない光景が写真からでも分かる。




塩カルが付いた車 ③.gifフォグランプのレンズも塩カリが付着している。




もちろん残念だがワックスも取れてしまう。




雨が降るのを待って雨に洗ってもらうなんて




ズボラな考えは論外ですぞ!




塩カルが付いた車 ④.gif風の流れでフロントフェンダー付近に付着。




まるで結晶のようだ!




これは水分を含んでいるからだろう。





塩カルが付いた車 ⑤s.gif写真右にはビックリしたと思うが当然ココまで入り込む。




これが現実だ!




よく相談を受けるヶ所でもある。




で一番弱い所が車の底(裏側)だ!塩カルが付いた車 ⑥.gif




族に言う腹下は大切な機械が沢山むき出しになっている。




熱を持つマフラーやデフなどは塗装が剥がれているので




一番に錆びると言ってもいいだろう。




洗車をしてくれるショップでお願いしても良いが終了後に車の底を確認するのをお勧めする。




洗ってない所が大半なはず。





当店は12月頃から車のナンバーや何処から来られたかお客様から情報を入れ




車からも情報を入れての洗車WAXがはじまるんだ!




どうやって何処まで洗うかは言えないが、お客様には信頼されており




大切な愛車を守るために色々アドバイスをさせて頂いている。




シーズンが終われば最終のメンテナンスなどもお勧めしている。




次の花粉と黄砂対策も同時にアドバイス!  そろそろだな・・・





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