ずいぶんと暖かくなってきたような気がするが
まだまだ雪は残っている所も多い。
毎年この時期に車好きを悩ます、凍結防止剤 【塩化カルシウム】を取り上げ実験を始めた。
この時期になると【塩化カルシウム】でのアクセスが増える。
情報を求めている方が多いことが分る。
あれから約一年。
容器の中で過ごしたサンプル達の変化はあったのか!
では最終編をご覧頂こう・・・
サンプル①【フリカケ】
制作年月日は平成25年2月17日
1年と9日が経過した。
フリカケとは、
鉄クギに塩化カルシウムをフリカケの様に
パラパラとフリカケただけなのに何故か全て水になっていた。
鉄クギの錆びは、ヒドくはないが
これはどう言うことなのだろうか?容器は密封性のある容器なのだが・・・
サンプル②【冷凍】
制作年月日は平成25年2月17日
1年と9日が経過。
冷凍とは水道水と塩カルを入れたサンプルだ。
実験開始後は氷の様に冷たく固まっていたのだが
これも水になってクギも錆びている。
そしてサンプル③【鉄クギ】
制作年月日は平成25年2月17日
これも1年と9日経過した。
当たり前に何の変化も見られない。
生の鉄クギなので空気中の水分に反応して
多少は錆びるかと思っていたが、さすが完全密封の容器だ
空気にも触れていないのが分る。
制作年月日は平成25年2月19日
1年と11日経過した。
入浴中とは
雪に塩カルを掛けたサンプルだ。
要するに塩カル風呂だ(笑)
見事に錆の風呂になっている。
そしてサンプル⑤【風呂上がり】
制作年月日は平成25年2月20日
1年と12日経過。
風呂上がりとは
サンプル④の塩カル風呂から出した状態。
これがもっとも雪道に撒かれた上を車が通ったイメージに近い。
真っ黒にさび付いている。
最後はサンプル⑥【雨上がり】
制作年月日は平成25年2月20日
1年と12日経過。
雨上がりとは
塩カルの中に濡らした鉄クギを入れたんだが
これも全ての塩カルが水になっている。
どれも塩カルの元の姿が無く全て溶けて水とかしていた。
何もしない鉄クギ以外の全ては錆びる結果が出たことになる。
1年越しの塩化カルシウムの実験、参考になっただろうか?