まいどです
後日お客様の車を見ることができ、
窓が水滴だらけの痕跡を探すために車内を細かく見てみると
後部座席のルーフ内側に多くの水滴の痕跡を発見した。
一番分かりやすい写真を選んだ。(写真右矢印)
運転席後ろ2列目上のムーンルーフ角。
無数の点があるのが見えるかな?
ついでに雨漏りの原因とDの対象部品を探してみた。
この時、対応シールがどんな形かも知らなかった。
ルーフを明けると
風よけのバイザーが立ち上がるんだが
閉まるときにはバイザーは折りたたまれる構造。
写真中央に、薄茶色の砂汚れがある辺りに
水を外へ流す排水口(穴)がある。
ムーンルーフを開き外からの撮影 (右写真)
こんな感じで外からの風を車内に入らないような構造
このバイザーの端に妙な部品?が目にとまった!
明らかに後付のようなスポンジテープがあった。
どう見ても雨水が入らないように
仕切りの役目をしているので
おそらくこのスポンジテープだろうと
撮影しておいた (写真右矢印)
これが対象部品だろうか?
触ってみるとプニュプニュしていた。
勝手な想像になるが、おそらく正解だと思う。
青矢印から雨水が進入してくると左右に流れ落ちる
ピンク周辺が排水口へつながっている水路の役目
外への排水口は各角に一ヶ所の4ヶ所。
赤矢印(車内)へは入らない仕組みだろう。
しかし良く見るとラインテープはスポンジのようだ!
正直これでは劣化してまた雨漏りするのでは?
しかもスポンジテープなので水分を含む恐れもある。
取りあえずの対象方だとしか思えないんだが
大丈夫なのか?
今、工場で制作されている新車のバイザーの形が気になるんだが
おそらくテープではなくバイザーの形が変わっていることだろうと想像する。
お客様に水滴の写真とスポンジテープの事を説明
お客様はどこに何をしたのか、原因までも知らされていなかったようだ!
明らかにDの営業マンは分っていての説明を避けたのだろう。
しかも対応テープを貼り付け後にDでの雨漏り検証後に
しばらく様子を見て欲しいとは、対応テープを貼り付ければもう雨漏りはないだろう (汗)
これで雨漏りしたらどうするんだ?
お客様言わく、Dに持ち込んだ後は曇らないが車内が湿気とカビ臭いらしい。
もう数日経過しているので水分は蒸発しているだろうが
雨ジミや水が流れた痕跡は残っているはずだ。
まして床下にはクッション製のスポンジが入っているので水分を含んでいればカビの恐れあり。
そして何より後部座席シート下のレールがサビサビだった!
3列目の後部座席レール 写真右
キャッチ(シートとレールを繋ぐ機械)
いくら濡れた靴で入ってもココまでは錆びないはず!
塗装はされていないので
水分が付着するとサビやすいとは思うが
これはサビすぎだろう!写真右矢印
そして床底にレールがあるのだが気になる。
レールは車台にボルトで固定されているので
水が入ればサビるだろう。
お客様は納得しておらず
愛車をもう一度預けることになった。
対策はしたものの、対策前の出来事はどうするのだろうか?
雨漏りが原因で車内に水が入った痕跡があるのに何の説明や対策もない。
おかしくない?
お土産として今回撮影した水滴やサビ跡の写真と
全国に沢山のヴェルファイアオーナー達が雨漏りの事で書き込みをしている口コミや
Dの対応内容などの印刷物を渡した。
「ヴェルファイア 雨漏り」 「ヴェルファイア リコール」などで検索すれば出てくる出てくる。
Dの営業マンに 「1・2ヶ月預けても良いので天上から床まで全て点検して欲しい」と
「対応テープを剥がして対応前に戻して見てもらっての検証も良いですが?原因がしりたい」と
原因を突き止めなければ意味がないと思った発言をお客様は言ったそうだ!
対応してしまえば今後は出ないなら、剥がして対応前にすればいいのだ。
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