毛バタキ

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まいどです



やっと梅雨らしくなったが蒸暑い・・(汗)

扇風機と水枕が無ければのぼせ上がってしまいそうだ。




お客様から何回か質問頂いたことがあり

間違った使い方をされていることが少なくない【毛バタキ】について書こうと思う。


毛羽たき ①.gif最近では見ることが少なくなったが

ドラマなどで社長専属の運転手が毛バタキで

高級車のホコリを取っているのを見るくらい。

昔、使っていたが環境の変化もあり

黄砂やpm2.5などで毛バタキを使う機会が減ったのもある。



毛バタキにも種類があり

ニワトリの羽や高級品のダチョウの羽もある。

大半はニワトリが多いようだが、高価になると数万円のもある。


良い毛バタキを持っていても使い方を間違えると意味がなくなるよか、

傷が入ってしまうこともあるのでもったいない。

せっかく良い毛バタキを持っているなら正しい使い方を知る必要があるのでは?



一番多い使い方をしているのは毛バタキ ②.gif

毛バタキを車に押し付け

車の上に乗った砂ボコリを滑り落とす。

取り残しがあると再度毛バタキを押し付けてゴシゴシ

砂ボコリを引きずるのもあるが

毛バタキで傷が入ってしまうではないか!

元も子もなくなってしまう。



当たり前だが鳥の羽には骨が入っており毛バタキ ③.gif

押し付けて使用すると骨で傷が入ったり

折れた骨で塗装面を傷つける恐れがあるのだ。

傷が入れば艶が落ちる原因にもなる。

正しくは塗装面を優しくなでる程度で

ホコリ等を取るのがポイントになる。

では、「優しく」ってどんな風に?




高級品になると摩擦は起きず、イメージは羽先でなでる、すくい上げる。

これこそが本来の毛バタキの使い方なのだ。

しかし支流品では摩擦を起して、摩擦にホコリを付けて取る。


毛バタキを下に向けて、持ち手を毛バタキ ④.gifクルクル回し

羽同士が擦れ合い摩擦を起す。

これをマメにしながらホコリを取っていくのだが

取ったホコリを振り落としながら取る。

付いたホコリが凄いホコリが舞い上がるので

車と反対方向に向いてするのをお勧めする。



そして塗装面を優しくなでると毛バタキ ⑤.gif

ホコリなどが摩擦で吸い寄せられるのだ。

ここで、毛先でなでるイメージ。

もう一つ言えば、

毛バタキを回転させながら取る。

そしてホコリを振り落とす。

これの繰り返し。



最後に大切な毛バタキのお手入れ。

やはり羽も汚れてくるので回転させて中に新しい空気を入れ天干しをお勧めする。

虫がわくのも防げる。

究極は、年に一度くらいは洗ってしまうのもあり。

ヘアーシャンプーで先端へと洗うのがベスト、羽を折らないよう注意が必要。

真っ黒な汚れが流れてくるのでビックリするだろう。


シッカリとシャンプーを流しきれたら干すのだが、

持ち手を下にすると水に濡れた羽は重く、重みで羽が折れてしまう恐れがあるので

持ち手は上でぶら下げての天干しになる。

ある程度水気が切れてきたら、

ホコリ落しの回転で空気を中に入れていくとフックラした仕上がりになる。




参考になりましたでしょうか?

こんな毛バタキの使い方、量販店でも教えてくれるだろうか?

取説はあるだろうけど、ここまであるのだろうか?とツブヤキながら終えたいと思う。





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このページは、永輝自動車が2013年6月23日 18:34に書いたブログ記事です。

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