まいどです
何だか急に寒くなったような感じがするので今日から半袖Tシャツ。
昔から読書は好きだった。
漫画はもちろんだが、単行本や小説本などジャンルは様々。
しかし、本を買っては読んだ気になってしまったり
ヒドイ時には数ページいや、2・3ページの文字を見ただけで
スイマーに襲われて爆睡してしまうありさま (汗)
一冊読み終えるのに半年、一年もかかったりする時もあって
未だに読み終えていない本もある (笑)
本当に読書が好きなのかと自分を疑ったときもある。
しかし読書は好きなんだよ。
よく読書をしている方に聞いたこともあった。
すると 「読んでいて次はどうなるのかドキドキワクワクで読みたいと思わないのか?」
と言われた。
ドキドキワクワクになる前に夢の中なんだよな・・・(汗)
仕事上で自動車雑誌は良く見るんだが、
自動車雑誌は読むと言うか一気に見ないでユックリと楽しみながら
隅々まで見ていくクセはある。
しかし文字が多い本は苦手なんだ。
魔法や呪文のように頭がぼ~っとしてきて夢の中へ入っていってしまう。
そんなある日、本をプレゼントで頂いた。
タイトルが今の仕事に近い感じがして面白いと言うことでプレゼントで頂いた。
タイトルが 【雨の日には車をみがいて】
著者 五木 寛之 氏
確かに 【雨の日には車をみがいて】 実に面白いタイトルだ。
雨の日でも車を洗ったり磨いたりしていて
雨の日は特に次の汚れが付く前に
洗うと言う週間のように洗ってはキレイにしていた。
しかし内心では 「中を見れば文字ばっかりだよ、読むのかな~読めるかな~」と
不安だった。
ヒマになった時ようにカバンに入れておいた。
数日はこの本の事を忘れていたある日
思い出したかのようにカバンから取り出して読んでみた。
すると知らず知らずと引き込まれていき、読むページがドンドンと増えていったんだ!
何故か文字ばかりなのに笑みまで出てくる妙な自分がいた。
車好きの心を見事にとらえられた瞬間だったのは事実。
その車のもつクセを運転しているかのように想像しながら読ませてくれる本に出会ったようだ。
色んな車がでてくるが全てに恋愛ストーリーがある。
それは全てのドライバーにも言えることではなかろうか!?
そしてつい笑ってしまったんだが、
運転中にその車の文句などを言うと、たちまち不調になってしまう話なんかは
共感してしまった。
先日、昨日まで数年間調子が良かったのに
手放すと決まった次の日に、バッテリーがいきなり上がってしまった事を思い出した。
17歳の時に、後輩にバイクを譲るときに 「こんなオンボロが欲しいのか?」と
軽くバイクを蹴飛ばしたら、足の爪が剥がれて血が止らなかったことも思い出した。
この本を読むのが楽しくて仕方なく一気に読みたいと正直思ったんだが、
10ページ程読むと眠くなるし
次のお楽しみに取っておこうと、週に一度のペースで読む事にして
先日、全て読み終えた。
シートのキシミ音やシフトレバーの入る感じが振動として体に伝わってくるのが
たまらなく楽しいと思わせてくれる一冊だと言えよう。
初めて本の中でドライヴしたようでもあった。
機会があれば読んで頂きたい一冊。
本を読んだせいか、文庫本のようになってしまったような気がする (笑)
http://www.eikou-auto.com